日本企業のM&Aが上半期で過去最大の約36兆円に到達
2025年上半期、日本企業によるM&A(合併・買収)総額が過去最大となる約36兆円(2,320億ドル)に到達したことが明らかになった。これは前年同期比で約2.7倍という急拡大であり、アジア地域全体のM&A市場の回復をけん引する結果となっている。企業価値向上を目指すガバナンス改革の機運や、国内外の投資家による活発な動きが背景にあるとされる。 象徴的な案件として挙げられるのが、トヨタグループやNTTによる戦略的な大型買収である。たとえば、トヨタ自動車傘下の自動運転...
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