スタートアップ新卒合同入社式2025が東京で開催
2025年3月29日、東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷6階に位置するBASE Qにて、「スタートアップ新卒合同入社式2025」が開催された。本イベントは、キャリアSNS「YOUTRUST」を運営するYOUTRUSTが主催し今年で5回目の開催となった。スタートアップ企業に新卒入社する若者たちが企業の枠を超えて「社外同期」を作り、共に切磋琢磨できる関係を築くことを目的としている。
■開催概要
・日時: 2025年3月29日(土)13:00〜18:00
・会場:BASE Q(東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 6F)
・対象:2025年4月にスタートアップ企業へ新卒入社する方(2024年10月〜2025年4月入社)
・定員:200名
・内容:新卒同期とのグループワーク・懇親

今回の入社式のテーマは「ここで出会う原石たちが、未来の光になる」新卒社員を大きな才能や成功の可能性を秘めた「原石」に例え、入社式を通じて生まれる同期とのつながりが、未来を照らす「光」になることを願っているという。
当日は13時からプログラムがスタートし、冒頭では主催者からの歓迎の挨拶があり、その後は参加者同士が打ち解けられるよう工夫されたワークショップが実施された。チームになって行われるセッションがあり、チーム内での自己紹介やチーム名を決めたりと開始早々から互いの価値観や志望動機を共有することで、初対面の参加者同士がすぐに打ち解けていく様子が見られた。

特筆すべきプログラムとして、セルフマネジメントプログラム「Beat」を運営するNO WALLsの代表取締役・高橋奎氏による研修が行われた。この研修では、新卒社員が自律的にキャリアを切り拓く力を育むためのセルフマネジメントの原理原則が共有された。

今回のイベントには、LayerX、オープンロジ、ミルーム、HERP、スペースマーケット、ZENKIGENなど急成長中のスタートアップ企業が多数参加しており、それぞれの企業から入社する新卒社員たちが一堂に会する貴重な機会となった。
夕方には懇親会も行われ、軽食を囲みながらのカジュアルな雰囲気の中で、同年代の仲間たちと将来の夢や不安を語り合う姿が見受けられた。中には今後も定期的に集まる「社外同期会」を自主的に企画しようという動きも見られた。
参加者からは「自分一人だけじゃないと感じられて安心した」「この繋がりが将来のビジネスの種になると思う」といったポジティブな声が多く寄せられ、企業側からも「社外とのつながりが新卒社員のモチベーションや成長スピードに良い影響を与える」といった評価があったようだ。
YOUTRUSTは今後も、スタートアップ業界で働く若手人材が安心して社会人生活をスタートできるよう、こうしたイベントや支援活動を継続していく方針のようだ。
「スタートアップ新卒合同入社式2025」は、新卒社員にとって、同じ志を持つ仲間と出会い、共に成長していくための貴重な機会となったようだ。