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足立区とスタートアップ2社が連携新規事業創出プログラム始動

eiiconが、東京都と連携して推進する『Be Smart Tokyo MATCHING PROGRAM supported by eiicon』において足立区とスタートアップ企業2社、フツパーおよびデザイニウムとの間で新たなプロジェクトを組成したと発表した。これは、ウェルビーイングやモビリティといった都市課題の解決を目的としたもので、行政とスタートアップの連携による社会実装を目指しているという。

本プログラムは、東京都が進める都市スマート化構想「Be Smart Tokyo」の一環であり、eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を活用して、スタートアップとフィールド提供者(行政・自治体など)のマッチングを促進しているようだ。

足立区とプロジェクトを組成したスタートアップの一つである株式会社フツパーは、大阪に拠点を構えるAIスタートアップで、中小製造業向けに安価かつ即効性のあるAI外観検査ソリューションを提供している。今回の取り組みでは、足立区内のコミュニティバスの乗降データをAIで分析し、運行ダイヤや時刻表の最適化を図ることで、地域住民の移動利便性を高めることを目指すという。

もう一社の株式会社デザイニウムは、東京に拠点を置くスタートアップで、AR/VR・3DCG・メタバースなどの先端技術を駆使したプロダクト開発を行っている。今回のプロジェクトでは、足立区のタクシー補助制度に着目し、利用実績の自動集計、証憑の電子化、電子決済などを統合したローカルMaaS(Mobility as a Service)プラットフォームの構築を試みるとのことだ。これにより、行政手続きの効率化と住民サービスの向上が期待されているようだ。

なお、採択されたプロジェクトには、最大300万円の支援金が提供されるほか、社会実装に向けた伴走支援として専任のコンサルタントも配置されるという。eiiconでは今後も、都市の課題解決をテーマにスタートアップと自治体の連携を促し、新たな事業創出のモデルを構築していく方針のようだ。