東京ヴェルディが親子向け夏イベント「納涼祭」を開催 味の素スタジアムが“縁日空間”に

2025年7月20日に、東京ヴェルディがFC町田ゼルビア戦にあわせて、味の素スタジアムで「東京ヴェルディ納涼祭」を開催した。試合観戦前の時間帯に多彩なコンテンツが展開され、家族連れを中心に多くの来場者でにぎわいを見せた。

このイベントは、地域とのつながりを重視するヴェルディが毎年夏に行う人気企画で、今回は縁日をテーマに構成。会場では射的やヨーヨー釣り、スーパーボールすくいといった昔ながらの遊びが並び、子どもたちは夢中になって楽しんでいた。さらに、クラブのマスコット「リヴェルン」を使ったステージ企画やフットダーツなども登場し、大人も一緒に盛り上がる姿が見られた。

スタジアム外周には「フードビレッジ・ファミリープラン」と題した飲食エリアも設置され、キッチンカーやフードトラックが並ぶ。試合のチケットがなくても入れる開放的な設計となっており、地域住民も気軽に立ち寄れる点が特徴だ。屋根付きの休憩所も整備され、夏の暑さにも配慮した設計となっている。
イベントは14時30分から18時まで実施され、18時キックオフの試合前にしっかりと来場者との接点を創出。サッカー観戦の入口としてだけでなく、スタジアムを地域の交流拠点として活用する新しい試みとして注目される。

8月以降も「サマースプラッシュ」や「サマーフェスティバル2025」など、子ども向けイベントの開催が予定されており、東京ヴェルディは引き続きファミリー層との接点強化を図っていく方針だ。