hacomonoが46億円調達 AIカメラで利用状況を監視
スポーツジムなど運動施設向けの情報管理システムを手掛けるhacomonoが、ベンチャーキャピタルのJPインベストメントなどを引受先とする第三者割当増資で46億円を調達した。人工知能を搭載したカメラで施設の混雑やマシンの利用状況を監視する新サービスを投入するようだ。
hacomonoは「ウェルネス産業を、新次元へ。」をミッションに掲げ、少子高齢化や労働力不足、地方過疎化など、日本を含む先進国が直面している複数の社会問題を解決するため、ウェルネス産業の発展を推進しているインダストリーSaaSスタートアップだ。
ウェルネス産業とは、健康的なライフスタイルや選択肢、市場の提供物と結びつけ、さまざまな業界がウェルネスに取り組む産業のことで、ウェルネスとは、身体的・精神的・社会的に満たされた状態を維持するための活動や、その状態そのものを指す。健康志向の高まりを背景に、ウェルネス産業は世界経済以上の成長率を記録しており、今後さらに成長が期待されている。
インダストリーSaaSとは、特定の業界に特化したSaaS(Software as a Service)のことだ。SaaSはクラウド上でソフトウェアやアプリケーションを提供するサービスで、サブスクリプションモデル(継続課金モデル)を採用している。インダストリーSaaSは、現在ヘルスケア、EC/小売、金融などの業界で急速に成長しており、世界的に注目されてるサービスだ。
hacomonoは、今回調達した資金を、世界にウェルネスを広げるため、そしてウェルネス産業のさらなる発展に向けた積極的投資に充てる予定だという。その内容として、以下を挙げている。
1.カテゴリーリーダーとしてLayer Cake戦略の加速
2.Fintech 新サービス拡充
3.IoT x AI 新サービス拡充
4.近接ドメインへのGo to Market
5.新しいサービス・プラットフォーム群の投入
6.M&A、グローバルの推進

■詳細URL
https://special.hacomono.jp/seriesD
■公式HP
https://www.hacomono.co.jp/