原宿・竹下通りをはじめ、若者文化の中心地には多くの訪日外国人が訪れています。いまやその流れは全国へと広がり、「日本らしい体験」「食文化」「動物とのふれあい」といったテーマが、国内旅行者以上に海外観光客から注目を集めています。
なぜ彼らはこうしたスポットに惹きつけられるのか？人気店の裏側にはどんな工夫があるのか？今回は、Japanticketが支援する施設の中から、最新データをもとに“訪日外国人の定番化が進むスポット”を3つのジャンルで紹介します。

■体験編：サムライシアター、筋肉女子 マッスルガールズ

迫力満点の殺陣を披露する「サムライシアター」は、刀や甲冑といった日本の象徴的な文化体験が楽しめるとあって人気が急上昇。アニメ文化の影響もあり、2025年3月から4月にかけて来場者数は+65%増と大きく伸びました。
一方、筋肉美あふれる女性たちが接客する「筋肉女子 マッスルガールズ」も話題を集めています。2025年8月時点で予約人数は前年比1.2倍、売上は1.4倍と好調を維持し、訪日客にとって“外せないエンタメ体験”となっています。
●URL：「サムライシアター」（東京・神楽坂）https://www.samurai-theater.com/
　　　 「筋肉女子 マッスルガールズ」（東京・池袋）https://musclegirls.jimdofree.com/

■飲食編：焼肉店

「WAGYU（和牛）」をはじめとする焼肉店は、訪日客にとって“絶対に行きたい”人気ジャンルのひとつ。自分で肉を焼くスタイルは日本独自の文化で、音や香りまでもが体験の一部として楽しめる点が支持されています。
Japanticket導入店舗のうち、売上上位10店舗の中で実に4店舗が焼肉店という人気ぶり。「肉屋の台所 宮益坂店」は直近3か月で+72%、6か月で+47%と右肩上がりの成長を見せ、「和牛放題の殿堂 秋葉原 肉屋横丁」も流通総額で第3位にランクインしています。
●URL：「肉屋の台所」https://nikuyanodaidokoro.com/
　　　　「和牛放題の殿堂」https://nikuyayokocho.jp/shoplist/akihabara/

■カフェ編：動物カフェ

欧米・アジアでは珍しい「動物とふれあえる空間」は、日本ならではのカルチャーとして世界的に注目を集めています。Japanticket経由の流通総額は前年比で数倍規模の伸びを記録。
「mipig café 原宿店」は2025年6月の掲載開始からわずか2か月で+149%増、「サモエドカフェ moffu 竹下通り店」も1か月で+72%、3か月で全施設中4位に浮上するなど急成長しています。
●URL：「mipig café」https://mipig.cafe/
　　　　「サモエドカフェ moffu」https://samoyedmoffu.com/

■Japanticketが支える“定番スポット化”の裏側

こうした人気スポットの共通点には、Japanticketによる海外OTA連携での集客拡大や、ノーショー削減による効率的な運営など、店舗と観光客双方にメリットをもたらす“eチケットエコシステム”の存在があります。
訪日観光の最前線では、デジタルを活用したスムーズな予約体験が、今や人気スポットの“新しい定番”を生み出しているのです。