東三河スタートアップ推進協議会主催の「東三河スタートアップアワード2024」で、物流業界の効率化を目指す「ドラ基地」を運営するスペースが、39社の候補の中から最高評価を受け大賞を受賞した。

スペースとは、中継輸送のプラットフォーム「ドラ基地」を提供するスタートアップ企業だ。
ドラ基地は、全国にある運送会社の敷地を中継地としてシェアし、長距離輸送で必要となる中継拠点を手軽に使用できるサービスを提供している。 全国に拠点がない企業でも手軽に拠点を確保することが可能になっている。 労働時間が制限される2024年問題の課題を解決することを目指すという。

東三河スタートアップとは、推進協議会がスタートアップを応援する取り組みの一つとして立ち上げ、本年度が初開催となるようだ。2024年度は過去2〜3年から現在までの期間を対象に、地域の支援機関・金融機関等から推薦された39社の候補企業の中から、協議会内で審査を実施し受賞者を決定したという。

今回スペースが大賞を受賞した理由として、2024年の物流問題に取り組む企業として、地域を超えた投資家や事業会社から成長性と社会的意義が高く評価されたようだ。また、メディアにも取り上げられるなど、広く認知が進んでいる点も評価された。これらの実績を踏まえ、東三河におけるスタートアップの成功事例としての影響力が認められ、今回の大賞受賞に至ったという。

■東三河スタートアップアワード2024公式HP
https://www.eastmikawa-startup.jp/report/award/