法人向けクレジットカード事業を手掛けるUPSIDERが、154億円を調達したと発表した。中国・騰訊控股投資子会社のイメージ・フレーム・インベストメント、日本航空などを引受先とする第三者割当増資で55億円を調達し、大手金融機関から99億円を借り入れという。
調達した資金は2025年春にも投入予定の新しい法人向けカードの開発、人材採用などに充てる。テンセント、JALのほかにベンチャーキャピタルのグローバル・ブレイン、ANRIなどが第三者割当増資を引き受けたとのことだ。
JALとはこのほど資本業務提携を結んだ。新しい法人カードでためたポイントをJALのマイルに交換できるようにする。JALは新型コロナウイルス禍をきっかけに非航空事業の拡大に注力しており、アップサイダーの人工知能与信などを金融関連事業に生かしてくようだ。