スマートバンクがシリーズBラウンド1stクローズで40億円調達 家計管理に生成AI活用

プリペイドカードと連携する家計簿アプリを運営するスマートバンクは40億8000万円を調達したと発表した。無駄遣いを防ぎ家計改善を支援する生成AIサービスの開発やエンジニアの採用に充てるようだ。

ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレインやDBJキャピタルなどを引受先とする第三者割当増資で29億3000万円を調達し、商工組合中央金庫や三菱UFJ銀行などから11億5000万円借り入れた。

スマートバンクが手掛けるプリペイドカード付き家計簿アプリ「B/43」(ビーヨンサン)は2021年4月のサービス開始から、累計100万ダウンロードを超えたという。従来の紙の家計簿と比べて手軽に支出を把握できる点が共働き世帯を中心に評価されているようだ。
「今後は、家計管理を効率化する領域にとどまらず、余剰資金の創出にコミットする家計改善サービスの開発・提供を目指しています。具体的には、来春以降、生成AIを駆使して、ユーザーの目的や日々の支出状況に合わせて、家計の改善を伴走するAIアシスタントサービスの提供を予定しています。
今回調達した資金は、生成AIを活用した家計改善サービスの開発を強力に推進するために、組織強化に向けた人材獲得と利用者獲得に向けたマーケティング活動に充当いたします。」と語る。

■公式HP
https://smartbank.co.jp/

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