ソフト開発のLeanerが15億円調達 購買管理の製品多角化へ

ソフトウエア開発のLeaner Technologiesが25日、ベンチャーキャピタルを引受先とする第三者割当増資で約15億円を調達したと発表した。企業向けに調達先の調査や集積した取引データの分析を支援するサービスを開発し、購買管理業務をデジタル化する製品の多角化を進めているとのことだ。

引受先はグロービス・キャピタル・パートナーズ、Bessemer Venture Partners、GMO VenturePartners
となった。

本ラウンドでの資金調達を通じて、近年加速度的に多様化・複雑化する調達・購買領域のあらゆるニーズに対応するためのマルチプロダクト展開を視野に入れ、開発体制およびビジネス体制の強化を目的とした採用およびマーケティング活動を積極的に推進していくとのこと。

Leaner Technologiesは「調達のスタンダードを刷新し続ける」というミッションのもと、調達・購買活動の高度化・効率化を推進し、企業の利益向上を支援する調達DXクラウドサービスを提供している。
「リーナー見積」は、従来のメールや電話、バイヤーのスキルや経験に依存したアナログな見積業務を、見積依頼から仕入先選定まで一貫してデジタル化することにより、定型業務の標準化による大幅な工数削減が可能となり、蓄積されたデータの分析・活用を通じてバイヤーの経験やスキルの体系化・継承を促進している。さらに、データに基づく効率的な調達戦略の立案を支援することで、企業の収益性向上に貢献し、現在1万社を超える企業が利用している。

■公式HP
https://leaner.co.jp

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