株式会社Yanekara、柏市に「YaneCube」を導入――EV充電の新たなモデルケース
電気自動車(EV)の普及が進む中、充電インフラの整備が課題となっています。そうした状況を打破すべく、株式会社Yanekaraは2024年1月15日、柏市の公用車EV16台に工事不要のEV充電コントローラ「YaneCube」を導入したと発表しました。
工事不要で導入可能な「YaneCube」とは
「YaneCube」は、キュービクル(高圧受電設備)を必要としない点が最大の特徴です。これにより、導入コストや設置期間を大幅に削減することが可能となります。今回、柏市では16台分の公用車EV充電インフラとして採用され、自治体が抱える費用や運用の課題を解決するモデルケースとして注目されています。
EV普及への期待を後押し
電気自動車は脱炭素社会実現の鍵とされていますが、充電インフラの整備には依然として課題があります。「YaneCube」のようなソリューションは、地方自治体や企業にとってコストパフォーマンスの高い選択肢となり得ます。柏市の事例が全国に広がれば、EV普及の加速が期待されます。